間宿「本市場」
間宿といっても、吉原宿のすぐそば。
いまは特に何もなく、大きな交差点になっていた。
もともと茶店があったくらいのとこなのかな?
・・・とか思いながら歩いていたんだけど、
それはちょっとした誤解だった。
(交差点の案内表示は、単に始まりか方向を示していたのかも)
大きな公共施設があるところの手前に、
案内板が設置された一角があった。
ここに植えられているのは、
「ええ木を植えよ」との家康の指示で、一里塚に植えられたという
榎の木。
エノキダケじゃないからね、aiko*さん!!!
そしてここに、間宿「本市場」の全体概要マップもあった。
茶店が数軒あったくらいかな?なんてなめててごめんなさい。
もっと本格的なところだったようだ。
この案内板から西に向かって、多数の旅館が立ち並んでいた。
富士山の眺めが見事ということで茶店があり、旅人が休憩を取る場所だったことはガイドブックに書かれていたが、こんなにも旅館があったとは!
高い建物がなく、江戸からでも富士山がよく見えた時代。
でも写真もテレビがなく、間近でみる富士山の姿は絵でしか知らなかった時代。
この場所で、多くの人が感嘆の声をもらしたんだろうなあ。
お団子食べながら。
そんな間宿も、
いまは普通の住宅街。
旅館はもちろん、商店もほとんどない。
短い期間に思い切り様変わりしているようだ。
不思議~!