鈴鹿峠からちょっと道を外れたところにある「鏡石」。
林の中の細い道を150メートルほど奥にいかないといけないらしいので悩んだけど、思いのほか早く鈴鹿峠についてしまったので(10時ちょっとすぎ)、行ってみることにした。
杉林の中の細道を歩いてゆく。
実はこの頃、トイレを求めていたりしていたこともあり、伐採した杉の木や枝が積み上げられているところを見つけると、
「やれるか?」
とか思ったりも。
(まあ誰とも会わなかったので、木陰じゃなくても大丈夫だったんだけど)
そしてここが鏡石。
「鈴鹿峠頂上にある巨岩で、岩面の一部が青黒色の光沢を帯びている。これは鏡肌(スリッケンサイド)と呼ばれ、断層が生じる際に強大な摩擦力によって研磨され、平らな岩面が鏡のような光沢を帯びるようになったものをいう」
おお、ここが鈴鹿峠山頂なのね。
だったら来た甲斐ありだ。
この光沢を帯びた平らな岩面。
山賊がこの岩を磨いて、そこに映った旅人を襲ったという伝説があるんだとか。
犯罪道具かよ!