その距離、七里(約27キロ)。
その宮宿側の出発点が、七里の渡し跡として、宮の渡し公園の中に残っている。今は埋め立てで、単なる「運河の一番奥の部分」になりはてているが(相当、地形変えちゃったのね、このあたり)。
公園内には、時の鐘が復元設置されていたり、
今で言うところの灯台役だった常夜灯などが設置されている。
七里の渡し跡の先端では、
若い男性がふたりギターを抱え、大きな声で歌い続けていた。
「おお豊橋!田舎もんと呼ばれてるぜ!こんなに広い世の中でどこからどこまでが都会なのか!」
的なシャウト歌詞なんだけど(歌詞は正確ではありません)、運河の階段に腰を下ろしてパソコンだしてホテル予約なんかしながらずっと聞いていたら、完全に耳にこびりついてしまったようで、その後3時間近く、頭の中でリフレインしてしまった。
いま、歌詞を書こうとしたらメロディがやっと消えていてほっとした。
ちょっと寂しい気もしつつ。
いつかメジャーデビューして、全国ネットのテレビで歌って欲しい。