テレビの報道番組でもやっていたが、
数日前から、菊の花の展示が行われている。
老人ホームからの団体もやってきていた。
地元では毎年この時期見ていたが、
よくよく考えたら、こうして見事に仕立てられた菊の花を見るのは数年ぶりかも。
中は撮影禁止だったので写真撮れなかったが、
貴重なものがいろいろ展示されていた。
そのうちのひとつがこれ。
関札などというそうだ。
参勤交代で江戸を行き来する大名。
その大名などが宿泊しているとき、本陣や宿の入り口などに掲げるのが、この関札(宿札)。この本陣にはものすごいたくさんの数の関札が保管されていて、その数、木製で約460枚、紙製で約2900枚。一部を、中で実際に見ることができる。
大名ご一行がやってくるたび、
関係者何人もがそれに関わっただろう関札が今現在もちゃんと残っているというのは、なんだかわくわくすることだ。
風が強くてはずれてしまい、上司に怒られた人とかもいたのだろうか。
体調悪くて、文字がいまひとつだったなあ・・・など、反省した人もいたりしたのだろうか。
他にも、広い台所や庭、湯殿など、
みごたえある場所いろいろ。
これまでさんざん間取りで見ていた本陣。
こんな感じだったんだ~!というのを、最後に実感できてよかった。