自然石で作って物では日本一の大きさで、国道を往来する人々の安全を願っているとのこと。
確かにでかい!
作られたのは平成三年。
例の「ふるさと創生資金」がつぎ込まれたそうだ。
本当にこれでいいのかどうか、
そもそもこの町って何なのかなど、熱く、そして時に抽象的な議論が交わされたのだろう。
ちなみに自分の出身地の町も、ある程度モニュメントに化けたぽいが、年々さびていって、もしかしたらもう撤去?みたいな感じもあるので、これだけの大きさの石灯篭は、まあありなんじゃないかなあとか思ったりも。
(まあでも、もっと他に使い道あったんじゃないかなあと思ったりもするけど)
そこで、土山が宿場町であったことをシンボル化し、日本一のモニュメントを造ろうと考えました。鈴鹿峠には旅の往来の安全を祈願し江戸中期に建立された「万人講常夜燈(高さ5m、重量38t)」と称する石灯篭が現存しています。その心を平成に生かさんと、完成したのが「平成万人灯」です。
つまり「自分達のため」ということではなく、
人が往来する宿場町として、「町を訪れるすべての人たちのため」という精神なのかな。
国道1号沿い、京都方面から来る場合には鈴鹿トンネルに差し掛かる少し前、左側にそびえている、巨大な灯篭。
見かけたらぜに安全祈願を。