東海道53次ウォーク~街道を歩こう!東海道ウォークの計画・ガイドブック・体験談など

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大磯から小田原までは海の近くの道をひたすら歩く

大磯から小田原までは15.6キロ。さすがにマメもできて足が痛いので、この距離は長く感じられる。

それでもやはりはじめて歩く道には、好奇心をくすぐる風景が次々現れて飽きることはない。

だんだん見慣れてきた一里塚の跡。

江戸時代には、土を盛って少し高い塚になったところに、榎が植えられていたという。ガイドブックによると、徳川家康が「ええ木(良い木)を植えろ」といったのを「榎」と聞き違えたとか書かれていた。

「それで榎が植えられていたんだって」という話をしたら、藤沢から一緒に歩いたaiko*さん、一瞬「えのき茸」と勘違いして、きょとんとしていた。

一里塚に植えられた「えのき茸」。
私も一瞬、その風景を想像してしまった。

かなり仰天したのはここ。
松屋本陣の跡。

大磯─小田原間が長いこともあり設置されていた「間の宿(あいのしゅく)」。
茶屋などが並びにぎわっている中、大名などの休憩所に指定されていたのが、ここ。

それにしても、一般の住宅の敷地内に案内標識があるとは~。

「松屋」であった和田家には、本陣を利用した人々の記録である「御休帳」が保存されていて」と書かれているんだけど、

このおうちの表札を見たら、まさに和田さん。
すごいなあ、代々ここに住んでいるんだ!!!

周辺の家と比べても特に違いのない普通の一戸建てなんだけど、由緒ありすぎ。うらやましい~。

(でも旅行者がぴんぽん鳴らして「見せて欲しい」といってきたり、大変なことも多そう)

押切坂の途中には、道祖神。

ときどき海を垣間見つつ、

ついに小田原市に!

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