そんなわけで、雨のせいか、ほとんど人も歩いていない1号線をてくてく。
途中あった「虚空蔵堂」。
大磯宿の史跡として解説板があった。
大名行列も、ここで下馬して敬礼をしてから静かに寺領内を通過したとのこと。
そうとは知らず、いきなり写真など撮ってしまっていたので、
あわてて敬礼してみたり。
途中、1号線からはずれて松並木が残る化粧坂(けわいざか)へ。
むむむ?
ほんとにこの道でよかったのか?
なあんて少し不安になっていると
化粧坂の一里塚の標識が待っていてくれた。
何度か道に迷ってはいるが、こうした案内標識のおかげで、割と適当に歩いていても、ちゃんと東海道沿いを進めている気がする。
雨の大磯宿の浮世絵も。
まさにしとしと降ったりやんだりの一日なので、濡れながら歩く昔の人たちの姿に、妙に共感できちゃったり。
「あーあ、せっかく風光明媚な大磯なのについてないぜ」
なんてぼやいていたはず。
そして、地下通路でJR東海道本線の下をくぐり、大磯宿の中心地へ!