こんな感じの立派な建物が、
そんなに距離はない通りの両側にたくさん並んでいるのだ。
有松絞りで財をなした商人たちが建てた、当時の感覚でいえばおそらくとってもゴージャスな建物群。
一般の民家となっているところもあるが、
有松絞りのお店などになっていて、中に入れるところも。
有松鳴海絞会館では、一階で販売が、二階で実演なども。
有松絞り、
1000円以下のものも結構あって、思わず買いたくなってしまった。
絞りの文様ってこんな種類いろいろあるんだ。
なまこ壁の建物も。
ところで、なぜに「なまこ」なの?
こちらは一般の住居として使われているようだ。
でも県指定の有形文化財になっている。
こういうのに指定されちゃうと、ちょっとリフォームなんてわけにもいかなくて大変なんだと、前に誰かに聞いた。防寒面だったり耐久性の面だったり。
自分が高校通っていた佐原(千葉県)も、同級生の家などやはり指定されていて、いろいろ住むには不便なことも多かったとか。
でもこの風景は、
30年先も50年先にも残して欲しいなあと心から。
これだけ古い建物が残されているのは、
東海道を歩いてきて初めて見た風景だったので。
行く価値あり、有松。