東海道53次ウォーク~街道を歩こう!東海道ウォークの計画・ガイドブック・体験談など

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新居で旅籠屋に入る

ホテルから再び新居宿に向かい、前日間に合わず、ちょうどのれんをおろすところに遭遇した旅籠屋に。

宿場に軒を並べていた、一般の旅人のための宿泊施設、旅籠。
建物は何度か外から見ているけど、中に入るのは初めて。

東西からの旅人が、ここで一緒になったんだなあ。
個室もあったけど、同室のドミトリーっぽい泊まり方もあったようだから、いろいろお国自慢とかで盛り上がったのかも。

宿泊料金は、一泊二食つきで200~300文。
1文=約20円計算で、一泊4000円から6000円くらいとのこと。

なんと、現代と同じくらいなんですね。
ま、自分は食事つかないビジネスホテル一泊5000円程度のが中心だけど。

この宿は一般の旅籠ではなく、紀州版関係者が主に利用する御用宿だったとのこと。一般の人の利用は少なかったそうだ。

間口はそんな広くないが、とにかく奥が長いのが宿場の建物の特徴。ここもびっくりするほど奥に和室が伸びていた。

この旅籠は「浪速講(なにわこう)」に参加していた優良宿。
これに参加しているところは、客引きやサービスなどにおいて信頼できる宿の証なんだとか。

昔からこういう認定というかネットワークってあったのね!

中庭背景に記念撮影♪

風呂場。

炊事場。

急な階段をあがると・・・

ここにも部屋が。
天井がかなり低かった。身長170cm以上の男性だと、すこしかがんで歩く必要がありそうだ。

昔の枕。
こんなので熟睡できたんだろうか。

一度、昔ながらの旅籠に泊まってみたいなあ~!
・・・という願望は、明日実現します♪

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