東海道53次ウォーク~街道を歩こう!東海道ウォークの計画・ガイドブック・体験談など

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何日くらいかけて歩く?1日の距離は?

行程表を作る段階で、
一番悩むところがここでしょう。

私も悩みました。

自分のウォーキング力・体力、あと寄り道をどのくらいするかなど考慮に入れながら、無理のない計画にしたいところです。

歩行スピードは時速4キロ程度

人の歩く速度は、4キロ/時くらいです。
私は普段のウォーキングは速足で、10キロくらいだと、平均5~5.5キロ/時くらいです。

ただ20キロ近くをこのスピードで歩いてしまうと結構負担かかってしまいますので、やはり時速4キロで考えておいたほうが安全でしょう。

人によって歩く速度も、疲労によるスピードダウンも違いますので、日帰りで20キロ前後を歩いて、歩行速度など測っておくといいかもしれません。

「au」の「au Smart Sports」など、GPSで歩いた距離やスピード、地図を表示してくれる携帯もあります。

またジョギングのコミュニティや専門サイトなどを使うと、
地図上で自分が歩いたルートをマウスクリックでなぞっていくと、距離を表示してくれるものもありまs。

●ジョギングシミュレーター 距離やタイム、カロリーを測定&計算 標高もサポート。散歩のお供にも。
●JogNote(ジョギング・マラソン SNS)

主要な国道には1キロごとに標識もありますので、それで予行練習してみてもいいと思います。


東海道53次の総距離は「492キロ」

昔の人はこの距離を、14~15日程度で歩いたそうです。
1日に換算すると約35キロ/時。
時速5キロくらいで歩いたとして、7時間になります。

足腰がそれほど強靭ではない現代人、
特に普段パソコン生活で足が退化している自分には、きつすぎます。

宿場町で観光をし、歴史資料館や老舗の甘味処とかにも立ち寄るためには、あくせくせず、いくらでも寄り道できるゆとりある行程にしておきたいところ。

実際に歩いてみて実感した「東海道53次ウォーク」行程作成のポイントは・・・

といったことです。

実際に歩く前は「最長30キロ」と考えていました。
時速5キロ計算で6時間、4キロ計算でも7.5時間なので大丈夫かなと。

ただ9時に歩き始め17時前にはホテルに到着しようと思うとなか8時間。このうち6~7.5時間を歩行に費やしてしまうと、休憩とランチタイムだけでいっぱいいっぱいになり、まったく観光ができなくなってしまいます。何より、毎日歩き続ける場合、25キロ/日というのは、疲労回復のスピードが追いつかなくなる場合もあります。

体力や歩くスピードにもよりますが、
無理のない一日当たりの歩行距離は20キロあたりまでかなと思います。


場所によってはちょうどいい距離のところに宿がない

ただ実際には、宿場間の距離はまちまち。

1.7キロで、すぐ次の宿場が見えてしまうところから、
小田原─箱根間のように15キロを越えるところまであります。

宿場によっては、泊まれる宿がほとんどなく、
無理をしてでも次の宿場まで歩かないといけないケースもあります。

京都寄りの「石薬師~庄野~亀山~関~坂下~土山」あたりは、宿泊施設のある場所が限られていて、行程を決めるのに非常に悩みました。

なるべく「ゆとり」ある計画を立てておき、
後は体調なども考えながら、臨機応変に、無理ないよう歩行距離を調整してゆくのがいいと思います。

§記事最終更新日:2009年11月19日

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