駿河湾の猫
猫が2匹いた。
見てみると、松林のところにも何匹かの猫がいる。
このあたりに住みついた猫だろうか?
写真を撮りたくなって、おびきよせようと、バッグの中に仕込んであった備蓄食料のさきいかを取り出そうとコンビニ袋をだした瞬間!!!
どこから来たのかと思うほど瞬時に、
数十匹の猫が突進してきて、自分とバッグを取り囲んでしまった。
子猫もかなりいて、数にすると20匹ちょいじゃなかっただろうか。
ごろにゃんと、かなり甘えた声をだしながら、
自分の足元に擦り寄ってきたり、靴の上で転がったり。
野良猫ならではのおねだり戦略だ。
自分が一歩動くと、彼らもいっせいに動く。
見ていると、ボス猫っぽいのもいる。
結局、100円ちょいだったセブンイレブンの小袋さきいかは、ほとんど彼らにあげてしまった。
動くとついてくる。
といっても数メートルだけだけど、ハーメルンの笛吹き男みたいだった。
そしてまたごろごろと。
毛並みもよく、かなりふっくらしていて、幸せに暮らしていそうな猫たちだった。
ちなみにこの一帯は、トビもすごい。
とにかくたくさん飛んでいた。
上空飛びながら、顔がこちらをずっと向いていた気がするので、
もしかしたら、猫にえさをあげているのを目撃されていたのかも。
この後も、何回か猫のグループに出会った。
ごめんね、もう何もないの。