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【宿泊】ビジネスホテル マスターチ（府中）
痛い足を引きずってたどり着いたのは、市街中心部と安倍川橋の中間地点あたりにある「ビジネスホテル マスターチ」。
単に宿泊料と立地が魅力で選んだだけなんだけど、なんともキッチュな感じでとても面白かった！
静岡県静岡市葵区駒形5-5-9
JR静岡駅より車で10分
シングル 3,864円 他
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まず、入り口からして変。
使えない赤い丸ポストに、猫っぽいタヌキの置物。そして「マスターチ」と書かれたちょうちん。脈絡がなさすぎる。
そしてレトロな感じのフロント。
海外の下町のリーズナブルなホテルに足を踏み込んだような雰囲気もしくは香りがした。
フロントでは、レディースセットとなぜか入浴剤を渡された。
「女性のお風呂は、お一人分ずつお湯を張っていただくタイプなので」
へー！
フロントの奥には談話コーナー。
ここには漫画本がぎっしり置かれていた。
あといろいろ不思議な骨董品も。
オーナーが収集好きなのかしらん。
談話コーナーのコミックは、部屋にもっていってもいいらしい。
そして二階でエレベーターを降りた瞬間。
わお！
なんなんだ、このホテルは！
面白すぎでしょ！
二階には大浴場もある。
といっても、女性用は１人ずつ入る、いわゆる家庭風呂とのこと。
部屋はこんな感じ。
やっぱり、何かがちょっと不思議な感じ。
ビジネスホテルって感じじゃないよなあ。
トイレ・バスは共同で、
部屋には小さな洗面台だけある。
カーテン開けてみる。
よかった。外が見える。
（勝手に隣のビルの壁になっているような気がしてしまっていた）
壁時計はこれ。
いろいろ楽しかったホテルなのだが、
ちと・・・というかかなり不便だったのは、コインランドリーが館内になかったこと。
隣のブロックまで歩いていかないといけない。
ところでフロントでもらったこの草津の入浴剤。
はじめての経験なんだけど、共同風呂でひとりずつって、どんなお風呂？
行ってみた。
おお！
（唐突に）洋風なバスだ！
蛇口部分も本格的な。
これだったら、草津の入浴剤じゃなく、バブルバスが似合いそうな。
女性風呂は新しいようで、
とってもきれいだった。
そして翌朝。
フロントで朝食写真がかなりよさそげだったので、最上階でいただく朝食セットを申し込んでおいた。
あがってびっくり。
八階はレストランのみだった。
ものすごい眺めのいい窓。
正面の窓からは静岡市全体が見渡せる。
そして、写真だとなかなかはっきり写らないんだけど、
肉眼では、どまんなかに大きく富士山のシルエットが見える！！！
スタッフの女性によると、冬になるともっときれいに見えるんだとか。
富士山眺めながら食べる朝食。
このホテルに泊まったら絶対朝食つけたほうがいい。
和食と洋食が選べる。
自分は和食。
ネット予約者特典でコーヒーもついた。
なぜかレストラン階のエレベーター脇に置かれた、
レトロな体重計。
やっぱりどこまでも不思議感漂うホテルだ。
フロント奥にある談話室。
もともとはカウンターのあるバーか喫茶店があったようなつくりだ。
静岡市の駅からちょっと離れたところにある、
なかなか面白いホテルでした。
静岡県静岡市葵区駒形5-5-9
JR静岡駅より車で10分
シングル 3,864円 他
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