東海道53次ウォーク~街道を歩こう!東海道ウォークの計画・ガイドブック・体験談など

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有松絞りの有松宿は江戸情緒たっぷり!

有松絞りで有名な有松は、知立と鳴海の間に設置された間の宿。そんな大きな規模じゃないと思ってあまり期待してなかっただけに、驚いた。

こんな感じの立派な建物が、
そんなに距離はない通りの両側にたくさん並んでいるのだ。

有松絞りで財をなした商人たちが建てた、当時の感覚でいえばおそらくとってもゴージャスな建物群。

一般の民家となっているところもあるが、
有松絞りのお店などになっていて、中に入れるところも。

有松鳴海絞会館では、一階で販売が、二階で実演なども。

有松絞り、
1000円以下のものも結構あって、思わず買いたくなってしまった。

絞りの文様ってこんな種類いろいろあるんだ。

なまこ壁の建物も。
ところで、なぜに「なまこ」なの?

こちらは一般の住居として使われているようだ。

でも県指定の有形文化財になっている。
こういうのに指定されちゃうと、ちょっとリフォームなんてわけにもいかなくて大変なんだと、前に誰かに聞いた。防寒面だったり耐久性の面だったり。

自分が高校通っていた佐原(千葉県)も、同級生の家などやはり指定されていて、いろいろ住むには不便なことも多かったとか。

でもこの風景は、
30年先も50年先にも残して欲しいなあと心から。

これだけ古い建物が残されているのは、
東海道を歩いてきて初めて見た風景だったので。

行く価値あり、有松。