明治のトンネル

2009年10月13日 23:53│C│TB

明治時代に、総工費24,800円(いくらくらいなんだ!?)で築造された、日本最初の有料トンネルが、宇津ノ谷峠の集落から少しあがったところにある。

明治32年に、照明用のカンテラの失火で消失崩壊してしまい廃道となっていたこともあるんだとか。


それがこのトンネル。
レトロな雰囲気が遠くからもじわじわ伝わってくる。

自分以外誰もいないのがまたなんとも・・・。

さあ、入るぞ!

一歩入ると、中はひんやり。
外気との温度差はかなりある気がする。

今はカンテラ照明ではないが、一定感覚で天井に設置されている照明、ずっと見ているとぼーっとしてくる。

入った時点で、出口のほうの明かりが見えていたのでそんなに長くないと思ったんだけど(長さは203メートル)、歩いてみるとなかなか出口が近づいてこない。

自分以外誰も歩いていないとわかっているのに、
なぜかたまに後ろを振り返ってしまう。

半分くらいまできたら、後ろを振り返ることはやめた。
突然3メートルくらい後ろに誰かいたら怖いので。

天井からつるされた照明。
昔はこれがカンテラだったんだね。

そして出口。
緑の光が差し込んでくる。

まだらな木漏れ日が絵になる。

トンネルを抜けると・・・

そこは山の中だった。
先ほどの宇津ノ谷峠の集落のある風景とはうってかわって、
山々にまわりをぐるっと囲まれた、
静かなハイキングコースのような道だった。

ここからは、岡部宿に向けて坂をてくてくくだってゆく。


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