東海道53次ウォーク~街道を歩こう!東海道ウォークの計画・ガイドブック・体験談など

画像:HOMEトップページ平塚

平塚という地名の起源は「平(たい)らな塚」

いままであまり意識していなかった「地名」の由来を知って、新鮮な驚きを感じることが多い。

宿場では「本町」「なんちゃら本町」というところが、江戸時代、中心地として栄えていたエリアだったり(宿場にかぎらず本町という地名は多いけど、割と、昔ながらのさびれた個人商店が並ぶ場所だったりというところも多い気がする)。

平塚の地名は「平らな塚」。

その平塚の原点ともいえる「塚」があるのが、要法寺の隣の静かできれいな公園。

雨で誰もいなかったが、ここの奥に、塚と記念碑がある。

風土記の中の里人の言い伝えでは、桓武天皇の三代孫、高見王の娘政子が、東国へ向かう旅をした折にこの地で逝去。
墓として塚が作られたが、その塚の上が平らになったので、里人は「ひらつか」と呼んだとか。

いまから1000年以上も前の話。
古いなあ。

これも、江戸時代以前から東と西をつなぐ幹線だった東海道の古さを示す史跡なんでしょうね。