史跡表示があまりなかった藤枝宿
宿場によって、宿場時代の本陣跡・問屋場跡などをどう扱うかはまちまちなんだけど、藤枝はあまり大きくは取り扱っていないところのようだった。
「このあたりにあるはずなんだけど表示ないなあ・・・」
とかブツブツいいながら歩いていたんだけど、
本陣跡で気づいた!!!
歩道に埋め込まれていた!!!
ぜんぜんこれに気づいていなくて、何か看板みたいなものがあると思い込んでしまっていた。うっかり!
こんな感じで矢印で示されていた。
こちらが上本陣跡。
今は洋品店になっている。
面白かったのがここ。
北斎の浮世絵の藤枝宿は、上伝馬問屋場の風景になっている。
江戸時代の通信制度を担っていた飛脚たちだ。
宿場では馬を乗り継いでいて、
その場所が「伝馬町」などの名前で今でも残っている。
その上伝馬問屋場の跡地が、
いまはパーキングになっている。
この大きな看板を作った人もその狙いなんだろうけど、
まさに「現代版 伝馬の場所」って感じが面白い。
そして大きな橋を越えるあたりで、
昔の宿場は終わりのようだ。
ここから藤枝駅近くのホテルへ。